来る2024年12月20日(金曜日)、立命館大学ゲーム研究センターによる2024年度第12回定例研究会を実施致します。発表者は、 難波優輝氏です。登録・参加料不要となっております。お誘い合わせの上、奮ってご参加のほど、お待ちしております。
The Ritsumeikan Center for Game Studies will hold its 12th workshop
of the 2024 academic year on Friday, December 20th, 2024. The presenter will be Yuki NAMBA. Registration is not required, and there is no participation fee. We look forward to your active participation.
■発表タイトル Title
パズルの美学:なぞなぞ、考察、陰謀論
■発表者 Presenter
難波優輝 (newQ/立命館大学ゲーム研究センター客員研究員/慶應義塾大学SFセンター訪問研究員)
■日時 Date and Time
12月20日(金) 16:20~18:20
December 20th(Fri)16:20~18:20
■場所 Venue
【オンラインのみとなっております、ご注意ください。】
「Please note that this is available online only.」
【Zoom】
https://ritsumei-ac-jp.zoom.us/j/91015543036?pwd=ekdpOG9jdkJwMWtILzB6VU8rcUxLZz09
ミーティングID: 910 1554 3036 パスコード: 031509
※お手数をおかけいたしますがZoom Bombing対策のため、ログイン時にお名前をフルネームにしていただくようお願い致します。
To prevent Zoom Bombing, please make sure to use your full name when you log in to ZOOM.
■概要 Summary
パズルとは、一意の解答を持ち、推論や創造性を必要とする問いであり、ジグソーパズルや数独、アドベンチャーゲーム、思考実験など多岐にわたる形で現れる。本発表は、パズルの美的経験を深く理解することで、私たちの認識論的特徴や文化的価値観の分析に新たな概念的枠組みを提供することを目指す。第一に、パズルの定義を明確化し、第二にパズルがもたらす美的経験を問題解決の喜びや解答の調和、エレガンスといった概念から整理する。第三に、以上の議論をなぞなぞ、「考察」、陰謀論の分析に応用し、パズル的な世界把握の態度が私たちの思考や社会を形成する力を考察する。最後に、「パズルスタディーズ」がビデオゲーム文化や現代文化全体の理解にいかに寄与するかを示し、パズル美学が持つ研究意義と今後の展望についても論じる。