2021年1月26日
文化庁
立命館大学ゲーム研究センター
「Ludo-Musica〜音楽からみるビデオゲーム」は2021年2月26日(金)17時をもって閉展いたしました。お陰をもちまして盛況の内に終了致しましたことを、関係者一同深く感謝申し上げます。
ゲーム音楽をテーマにしたオンライン展覧会「Ludo-Musica 〜音楽からみるビデオゲーム〜」を2021年1月27日より開催したします。本展示は、以下の三点を目的に展示を実施します。まず、文化資源としてのビデオゲームを、音楽という観点から強調するための展示を行うこと。次に、新型コロナウィルス感染症が急速に蔓延する中で、オンライン展示という手段をビデオゲームの領域に持ち込み、文化振興や生涯学習の可能性を探ること。最後に、「メディア芸術データベース」との連携から、立命館大学が進めてきたゲームアーカイブを利活用していくための実績を蓄積すること。これら複数の目的を兼ねた課題発見型のパイロット展示が本展となります。
なお、本展示のタイトルである「Ludo-Musica」は「遊び(Ludus)」と、「音楽(Musica)」を組み合わせた造語です。古来より続いてきた様々な音楽とは異なる「ゲーム音楽の特色」を 広義の“遊び”という切り口から展示するという意図を込めています。
今回の展示では、ゲーム開発、アーカイブ、ゲーム研究等に従事する有識者が推薦する作品を一本ずつ展示します。様々な切り口からピックアップされたゲーム音楽をお楽しみ下さい。
展示作品:
- ニューラリーX(1981)
- パックマニア(1987)
- ファイナルファンタジーII(1988)
- パラッパラッパー(1996)
- リアルサウンド:風のリグレット(1997)
- グランド・セフト・オート・バイスシティ(2002)
- ゼルダの伝説:風のタクト(2002)
- The Child of Eden (2011)
- ファイナルファンタジーXV(2016)
展示解説:
伊藤彰教、井上明人、岩本翔、尾鼻崇、岸智也、慶野由利子、鴫原盛之、中村彰憲、吉田寛
開催概要:
文化庁令和2年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業オンラインパイロット展
Ludo-Musica 〜音楽からみるビデオゲーム〜
- 展示期間:令和3年1月27日(12時)〜2月26日
- 展示場所:オンライン展示
- 展示内容:デジタルゲームの音楽をテーマとしたオンライン展示
- 主催: 文化庁、メディア芸術コンソーシアムJV事務局、立命館大学ゲーム研究センター(RCGS)
- 情報開示日:令和3年1月26日12時
閲覧推奨環境:
- Microsoft Edge最新バージョン
- Google Chrome 最新バージョン
- Firefox 最新バージョン
- Safari 最新バージョン
※スマートフォンでの閲覧も可能ですが最適化はされておりません
※本展示は「文化庁令和2年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業」[1]の一環として実施するものです。立命館大学では平成27年度より文化庁の委託を受け、ゲームアーカイブ所蔵館の連携推進およびゲームアーカイブ利活用の調査・実践を進めて参りました。
[1] 「メディア芸術連携基盤等整備推進事業」は、「我が国でこれまで創造されてきたメディア芸術作品を保存・活用するために必要な基盤となる作品の所蔵情報等の整備の推進、産学館(官)の連携等の分野を横断して課題解決に取り組む事業を一体的に実施するとともに、アーカイブ化した作品・資料等の活用に資する取組みを実施することにより、貴重なメディア芸術作品・資料等の鑑賞機会の創出、インバウンドの増加、メディア芸術作品等の収集・保存・活用を担う人材の育成を図り、もって我が国のメディア芸術の振興を図る」ことを目的として実施されている文化事業です。